『シロアリを見つけたらどうすればいいのか』・『予防は何年に一回どの時期にするべきか』を解説していきます。
シロアリは言わずとしれた害虫で、家の基礎や柱をスカスカにしてしまいます。
基礎や柱が痛めば家の耐震性、耐久力などは著しく損なわれてしまいますので、シロアリを見つけたときにするべきことは『駆除』になります。
ではその『駆除』はどのように行えば良いのでしょうか?
また、シロアリが出ないようにするための予防は何年に一度するべきか、その時期はいつが最適か・・・など、併せて見ていきましょう。
Contents
シロアリを見つけたら・・・
業者を呼ぶ
シロアリが家の中を闊歩しているような状態ですと、既に家の柱や基礎に被害が出ている恐れがあります。
出来るだけ早めに『シロアリ駆除業者』を呼ぶようにしましょう。
このとき、インターネットやホームセンターで売っている『シロアリ駆除剤』を用いて自分でシロアリ対策をすることは好ましくありません。
いや、よっぽど慣れている方なら別ですが、素人がそれなり以上に進行したシロアリ被害を対策することはかなり難しくあります。
というのも、シロアリ被害は床下や屋根裏で起きるものですから、対策をするには床板を剥がすとか、屋根裏に上っていく必要があるから、ですね。
シロアリがどこを巣にしているか、どの辺りを重点的に攻めているか、のようなことも見極めねばなりません。
また駆除剤は、ものによっては使用者や家族に健康被害を与えるものがあり、使用には細心の注意と熟練が必要です。
シロアリ?クロアリ?
前述したように、シロアリとクロアリの姿はかなり違います。
しかし素人にはなかなか見分けがつかず、『どっち!?』と混乱することもあるでしょう。
こういうときも悩まず『シロアリ駆除業者』を呼んで判断を仰ぎましょう。
どうしても業者を呼べないときは
まず破損箇所(屋根裏や床下)を確認し、そこに『毒エサ』や『シロアリの近づくなる薬』を設置or塗布します。
(確認できない場合は素直に業者を呼びましょう)
屋根裏や床下に行く際には、安全のため、必ず、
- 防毒マスク
- 防護眼鏡
- 頭巾
- 手袋
- 厚手の長袖(上下)
を使用しましょう。
なお『シロアリの近付かなくなる薬』は使用する箇所によって適する薬が異なりますから注意しましょう。
たとえば屋根裏に使う薬と庭先、床下に使用するべき薬の成分は全く違います。
ホームセンターなどで購入するまえによく確認しましょう。
『駆除剤』は危険ですので使ってはいけません。
自分でシロアリを予防&駆除するのはかなりの大仕事ですし、また万全を期すのが難しくありますから、怪我や事故によく注意しましょう。
予防は何年に一回?
予防の種類にもよります。
これは、
- バリア工法
- ベイト工法
のどちらを使うか、ですね。
バリア工法はいわゆる『薬剤によるシロアリ予防』で、この場合には5年に1度の再予防が必要です。
対するベイト工法はいわゆる『毒エサによる予防と駆除』で、業者と契約をしている限り定期的な点検&毒エサの補充が行われますので、何年おきに予防をし直さねばならない、ということはありません。
時期はいつがいい?
シロアリは冬場でも休まず活動しますので、『どの時期が良い』というのは実はありません。
シロアリが居るかもと不安になったとき、あるいはシロアリを発見したときなど・・・
シロアリ予防は思い立ったが吉日です。
【シロアリ駆除や予防について】口コミや注意点
Aさん『シロアリを見つけたらすぐ対応』
Bさん『シロアリは専門家に駆除して貰って』
Cさん『自分で出来ないこともない』
Dさん『業者の詐欺に気を付けて』
『シロアリ対策予防・駆除』安心・安全NO.1の業者はどこ?
シロアリ発生に伴うデメリットは、あなたが想像するよりずっと大きいです。
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【シロアリを見つけたら】まとめ
今回は
- シロアリを見つけたらどうするか?
- シロアリ予防は何年に一回するべきか
- 予防の時期はいつがいいか
などを見てきました。
ずばりまとめると、
- シロアリを見つけたらすぐ業者を呼ぶ
- シロアリかクロアリか判別がつかなくてもやはり業者を呼んで判断して貰う
- 自分で駆除するのはかなり困難。素人はやめておこう
- 体力に自信があれば出来なくもないかもしれないが、危険なのでおすすめは出来ない
- 予防は予防法による
- ベイト法なら契約が続いている限り再予防を気にする必要はない
- いわゆる『バリア工法』=『薬剤による予防』は5年おきにしよう
- シロアリは年中無休なので、予防時期は『居るかも』と思ったとき
ということになります。
シロアリは放っておくと途方もない被害を被るので、ぜひ早め早めに対策していきましょう。