『シロアリとクロアリの見分け方』について写真付きで違いや大きさを解説していきます。
梅雨時期前後から大量発生する羽アリは、しばしば家の中に飛び込んで来ます。
この羽アリがクロアリであれば『鬱陶しい！』で済むのですが、シロアリであればそうもいきません。
シロアリは家屋に住み着き、柱や壁を食べ、家の耐震性や耐久性を著しく損なわせます。
よって、羽アリを見つけたら即座にクロアリかシロアリかの見分けが必要になるわけですが・・・
具体的に、この両者の姿にはどのような違いがあるのでしょうか？
ここでは具体的な写真などを通し、シロアリの大きさとクロアリの大きさの違い、特徴などを確認して行きましょう。
なお記事の性質上、アリの写真がドアップで写りますので、苦手な方はご注意下さい。
Contents
【写真あり】シロアリとクロアリの見分け方
シロアリとクロアリの見分け方
シロアリに悩まされている清田さん
でもねぇ、家に飛び込んできた羽アリがシロアリかクロアリかなんて、素人に見分けなんてつくのかしら？
リサ先生
前述したように、シロアリとクロアリはぜんぜん異なる姿をしています
幾つかの特徴を知っていれば、直ぐに見分けがつくはずですよ
家に飛び込んできた羽アリがシロアリかクロアリか……を見分けるには、次の表のような両者の特徴を知っておくと良いでしょう。
| シロアリの羽アリの特徴 | 普通の羽アリの特徴 |
|---|---|
| 胴にはくびれがなくずん胴型 | くびれがあり胴に境界線がある |
| 羽の大きさはすべて均等 | 前の羽が大きく後羽が小さい |
| 発生時期は4月から7月（梅雨以降は発生しない） | 6月から11月頃と長め |
| 触角はまっすぐ | 触覚はくの字に曲がっている |
なお、普通のシロアリ（羽つきでないシロアリ）の姿も概ね上の図の通りです。
家の中で不審な虫を見つけたら、胴の形と触覚に注意して観察しましょう。
大きさに差はない！？
シロアリの大きさは（種類や役割にもよりますが）約７～１０mm程です。
対するクロアリも７～１１、２mm程に収まります。
むろん、アリの体格にも個体差がありますから、シロアリかクロアリか・を大きさで見分けることは難しそうですね。
【TIPS】シロアリの体色は白い？
シロアリというからには白いんだろう、と思われるかもしれませんが、これは罠です。
シロアリにも色の黒いものが居ます。
黒いからシロアリではない、平気だ、と考えないようにしましょう。
【写真注意】シロアリの姿を見てみよう
シロアリは次のような姿をしています。
シロアリってゴキブリの仲間何だよ！これからシロアリは見る目が変わるね(*^^*) pic.twitter.com/EH5ioPwX
— PDS株式会社 (@paindante17) 2013年1月18日
また、羽シロアリは次のような姿をしています。
羽が落ちた状態のシロアリっぽい虫が大量発生しててまじで気持ち悪かった pic.twitter.com/cntgZRXfZM
— ずらお👶🏻 (@nya0_n) 2017年11月29日
こうして見てみると、シロアリはアリではなくてゴキブリの仲間だ、というのも納得ですね。
【シロアリとクロアリの見分け】口コミや注意点
Aさん『窓を開けていると羽アリは幾らでも』
Aさん
Bさん『胴体を見ると良いですよ』
Aさん
Cさん『業者呼ぶと早いです』
Cさん
Dさん『クロアリなら掃除機で吸ってしまいましょう』
Dさん
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【シロアリとクロアリの写真・見分け方】まとめ
今回は羽アリがシロアリかクロアリかを見分けられるようにするため、写真や表を通して、両者の大きさの違いなどを見てきました。
この記事の内容をずばり纏めると、
- クロアリとシロアリの差は胴体と触覚にある
- シロアリは胴体が寸胴で長く、触覚がまっすぐ
- クロアリは胴体にくびれがあって短く、触覚が曲がっている
- シロアリにも黒い色の個体が居るので注意
- クロアリとシロアリはほとんど大きさが変わらない
- ひとつの目安として、シロアリは梅雨時期までしか出現しない
- 判断に迷ったりシロアリを見つけたら直ぐに駆除業者を
ということになります。
羽アリを見つけたら直ぐ『シロアリかクロアリか』を見分けるようにしましょう。
万が一にもシロアリであれば厄介ですし、クロアリでも不愉快ですから、早め早めの対処を心掛けられるといいですね。
