『お風呂のバリアフリー化のリフォーム』について費用や相場、注意点と口コミを含めご紹介していきます!
バリアフリー化といえば高齢者や障害者と、彼らを介護する人の負担を減らし、快適な生活を送るためにするリフォームです。
わけても『お風呂場』は、何せ日常的に使うところですから、トイレと並んで優先するべきバリアフリー化ポイントですね。
ここからは『お風呂場のバリアフリー化』について、その内容はどんなものがあるか、費用は幾らぐらいが相場か、を纏めて行きます。
Contents
お風呂場のバリアフリー化について
そもそもお風呂場のどこをバリアフリー化するべきなのか
お風呂をバリアフリー化する場合のポイントはおおよそ次の11点です。
- 脱衣所とお風呂場との間にある段差を解消する(あればお風呂場内のものも)
- 床を滑りにくい素材に変える
- お風呂場のサイズを変更して身体の向きを変えやすくする
- 脱衣所やお風呂場へ続く扉を大きく通りやすくする
- それらの扉を高齢者などでも開閉しやすい引き戸にする
- 断熱性の向上
- お風呂場や脱衣所に手すりを設置する
- 浴槽の高さを変更する(跨ぎやすい高さに)
- 浴槽内に手すりを設置する
- 浴槽に腰掛けをつける
- 浴槽内に昇降を助けるためのリフトをつける
この中でも『段差の解消』、『手すりの設置』、それと『扉の変更』あたりは重要視される工事です。
これは単に快適なお風呂場を作る以上に、介護保険や自治体が定めるリフォーム助成金を受けるために重要です。
なお『断熱性の向上』はお風呂場の使いやすさを左右しませんが、入浴による急激な体温変更によって起きる『ヒートショック』(※)を防ぐ効果があります。
高齢者は特に『ヒートショック』を起こしやすいので、余裕があれば断熱性にも気を配りましょう。
※体温が急激に変化することで失神してしまう現象。最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞を誘発する。
ユニットバスはリフォームし辛い
ユニットバスは規格品ですから、パーツを改造したり後付する自由度が高くありません。
たとえば壁に手すりを後付する、ぐらいのことは出来ますが、浴槽の大きさを変更することは出来ません。
のみならず、浴槽や壁に穴を開けることすら非推奨です。
ユニットバスを徹底的にリフォームするのであれば、既存のバスを別のユニットバスに替えるか、あるいはお風呂場そのものを在来工法で作り直すか、という大型工事になります。
※浴槽や床、壁、シャワーなどをセットにしたお風呂の販売形式のこと。トイレと浴槽が合体しているものではない。
お風呂のバリアフリー・リフォーム費用の相場
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
段差の解消 | 5~10万円 |
床材の張替え | 10~20万円 |
浴室の広さ変更 | 30~50万円 |
ドア交換 | 6~20万円 |
暖房設備の追加 | 20~50万円 |
壁に手すりを設置 | 3~5万円 |
浴槽交換 | 10~40万円 |
浴槽内に手すりを追加 | 1万円前後 |
浴槽内にリフトを追加 | 20~30万円 |
ユニットバスを入れ替える場合の予算
ユニットバスをバリアフリーに特化したものに替える場合、その費用は約100万円~になります。
なお、ユニットバスの値段は基本的に大きさと設備の質や量に依り、値段が高ければバリアフリー性能が高いというわけではありません。
ユニットバスを買う際は値段にとらわれず、どのバスがそれを必要とする人に最適なのか、を考えて選びましょう。
『注意点』お風呂場をバリアフリー化するために気をつけること
手すりの設置工事には浴室の壁や浴槽に穴を開ける工事が伴いますから、工事後の防水処理を怠たれば水漏れが起きてしまう恐れがあります。
この水漏れが起きると浴室基礎が腐食し、何らかの事故やより大きなリフォームを必要とするようになりますから注意しましょう。
また古い浴槽に手すりをつけると水漏れの危険が高くなります。
浴槽が20年以上使用されている場合には、浴槽そのものを交換しましょう。
脱衣所側への水漏れにも気をつけて!
特に在来工法で作られたお風呂は段差を後から削ることを想定していません。
よって、在来工法のお風呂から段差を抜くと、脱衣所の方に水漏れが生じることがあります。
そうなると脱衣所の床が壁が駄目になってしまいますから、シャワーや浴槽や排水口の位置に気を使いましょう。
介護保険と自治体からの助成金
最終的な金額が100万円オーバーだ! 流石に払えないなぁ!
リフォームの目的がバリアフリー化である場合、20万円を上限として、介護保険が適応される可能性があります。
また同様に国や自治体が実施している助成金を受けられる可能性もあり、これら2つは併用できる場合もあります。
基本的には『バリアフリー化を目的とするリフォームである』=『お風呂場に手すりをつけるなどの工事を実施する』ことと、家庭に要介護や支援認定者がいれば上記2つを受けることができるでしょう。
申請には手間や書類がそれなりに掛かりますが、気になる方はまず役所に相談してみましょう。
お風呂場をバリアフリー化した人の口コミ
Aさん『お風呂場に手摺を設置』
Bさん『助成金を貰いました』
老々介護をしているCさん『お風呂場のリフォームは大事』
Dさん『水漏れしてしまった』
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- リフォーム価格
- キッチン・洗面台などの材料費
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出典:https://rehome-navi.com/articles/205
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風呂バリアフリー化のリフォーム まとめ
今回は『お風呂場のバリアフリー化リフォーム』について纏めて来ました。
ずばり
- お風呂場のリフォームのキモは手すりの追加と扉の変更と段差の解消
- 余裕があれば断熱性も向上させること(ヒートショック防止のため)
- ユニットバスのお風呂は後からバリアフリー化させ辛いので注意
- 手すりを追加した場合などには開けた穴の防水処理に気をつける
- 水漏れが起きると浴室の基礎などが腐食する恐れが
- お風呂場そのものを変更する、などの大型工事でない限り費用は50万円前後
- バリアフリー化を目的としたリフォームには介護保険と自治体からの助成金が出るかも
ということになります。
お風呂場のバリアフリー化は大切なことですが、しかし入念に計画しないと失敗する恐れもあります。
施工業者などの知恵を借りながら、しっかりプランニングしたうえで工事に望みましょう。